今年の北海道支部総会は、工業と流通の拠点として繁栄する港湾都市・苫小牧での開催。
2024年7月6日(土)。
会場のグランドホテルニュー王子には、北海道各地から50名を超える校友が集まりました。
折しも、NHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』では、我が明治大学(ドラマでは明律大学)が舞台の中心となり、母校が輩出した、日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルとしたヒロイン佐田寅子の活躍が評判を呼んでいます。改めて日本の歴史における明治大学の果たした役割と、「前へ」と先進性を再認識。この日の大会でも大きな話題となりました。
14時に式典がスタート。
小林欣吾 苫小牧地域支部長の開会の言葉からスタート。黙祷とご来賓・地域支部長紹介があり、廣川雄一 北海道支部長の挨拶と続きます。来賓の明治大学・常任理事の小西徳應様から詳細な資料を基に、大学の現状と今後の展望についての説明をいただきました。また、校友会監査委員の松崎優子様からは、労いと心温かいご祝辞を賜りました。
15時から北海道支部総会。
2023年度の活動報告・収支報告および監査報告。2024年度の活動報告・収支予算案について審議され、すべて承認されました。
2期8年を務めた廣川氏が退任となり、次期北海道支部長に菊池正紀・札幌地域支部長が選出されました。
最後に次年度の北海道支部総会は、旭川市で開催されることが報告されました。
記念講演として、苫小牧市教育委員会学芸員 武田正哉氏から『苫小牧 ~工業 流通 港湾都市の生い立ち~ 』と題して講話いただきました。製紙工場しかなかった町の砂浜を掘り、人工的に港を造り、工業や流通の中心都市として繁栄を続ける苫小牧の歴史について、親しみやすく、わかりやすくお話くださり、とても興味深かったです。
17時からの懇親会は、美味しい料理と、お酒と、ひろがる話の輪。とても賑やかで楽しく、時間の経つのがとても速く感じられました。そして最後の締めは、肩を組んで大きな一つの輪を作っての校歌斉唱。来賓の方も追っかけエールを切ってくださるというハプニングもあり。笑顔の絶えないひとときでした。